第454号 (26/03/01 登録)
目次
[編集後記]
- 2026年3月号、オンライン版332号をお送りします。
- もう3月か。月日の経つのは早いですね。
- 「SFマガジン2026年4月号」は『プロジェクト・ヘイル・メアリー』特集号ですが、またジョン・ヴァーリイ追悼特集号でもあります。ぼくはそこに特集解説「さようなら、ジョン・ヴァーリイ――その残像によせて」という追悼文を載せてもらいました。主としてヴァーリイ自身のブログに書かれていた記事をもとに、彼の生い立ちやいくつかのエピソードを紹介する内容です。とにかくヴァーリイに関してはぼく自身の思い入れがとても強いため、いささかエモくなってしまいました。それでも読んでやってくださいね。
- また、「SFが読みたい!2026年版」には『伊藤典夫評論集成』がらみで、「SFの大師匠・伊藤さん」という文章を寄稿しています。伊藤さんの「SFスキャナー」から、ディレイニーの『アインシュタイン交点』を最初に紹介された時の回(1968年8月号)を再録してもらいました。そこで伊藤さんは「わからない」「おもしろくない」といいながらもディレイニーに惹きつけられるものを感じ、その引っかかりから後に自らのSF観を再構築していくことになるのです。
- ちょうどこれを書いている最中に、ダン・シモンズの訃報が飛び込んできました。もちろん『ハイペリオン』シリーズで有名なあのダン・シモンズです。2026年2月21日、コロラド州ロングモントにて77歳で亡くなったとのこと。別の記事では死因は脳卒中とあります。ぼくも『ハイペリオン』シリーズは大好きでした。慎んでお悔やみを申し上げます。
- またショッキングなニュースが。海の向こうで戦争が始まる――われわれにも傍観者でいられる時間はもうあまり残されていないように思えます。国民を虐殺するイランの現体制を支持するつもりは全くありませんが、こんなことが許されていいはずはありません。
- イスラエル、アメリカは直ちに戦争を止めろ!
- 次号は4月5日ごろに登録の予定です。
26/03/01(大野万紀)