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ここでは上記に書かれていない記録を書くことになります。


夏の丘





 11月です。最低気温が10度を下回り、秋も深まる今日この頃。先月は台風の被害で中部・関東方面のみなさまで、浸水や風雨の被害を受けた方も居られるかも知れません。関係のないはずの当家なのですが、屋根の点検で修理箇所が判明、補修工事をしてもらいました。昨年大阪を縦断した大型台風が原因(と思われる)なのですが、雨漏りまで至らない大屋根の損傷なんて、下から見ただけでは分かりません。たまたま点検したから分かったものの予想外です。住宅屋さんによると、1年前のことなのに、広域災害なのでまだまだ修理家屋は多いらしい。屋根を専業にする業者が減っているのも遅れの一因です。風水害保険(たいていの火災保険には含まれる)の対象にはなるようです。

 7月に出た『機械の精神分析医』(このたび単行本を作成しました)は、まだまだ販売を継続中。消費税アップ分は転嫁しておりません。次作は1月初旬に出版予定、見本刷(紙版)を読んで見たいという関係者の方がおられましたらお送りします(→twitterのDM、またはメール)。表紙はもうちょっと良くなる見込み。

今月の小説は「夏の丘」です

 第50作目は「夏の丘」です。少女は宇宙空港の見える丘に立つのが大好きでした。そこで、一人の宇宙飛行士と出会うのですが……。クラシックなテーマでもある「宇宙空港もの」を、ディレイニーの格好良さには及ばないので、ちょっとシニカルな設定で書いてみました。

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 ここまで書いたあとで眉村卓さんの訃報を知りました。最後にお会いしたのは2年前になりますが、入退院を繰り返しながら、その間も執筆をつづけておられました。文字通り、生涯作家でした。ご冥福をお祈りいたします。

  シミルボン眉村卓紹介記事

 


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